女子社員に嫌われ、地獄に落ちそうになった話

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これは僕が45年生活をしてきて常々思っていること。女子に嫌われたら人生詰む。

特に会社などの組織にいる女子に嫌われるのは、上司に嫌われる以上のディープインパクト。

別にスケベ心があって言っているのではなく、女子社員の横のつながりは強い。そして、会社のキーマンに繋がっている女子が必ずいる。

ひとりの女子に嫌われると、あっと言う間に全女子社員を敵に回すことになる。

僕はそんなことを経験した。ただ僕には味方になってくれた娘と守ってくれた先輩たちがいたので救われた。

社会的に抹殺されるところだったと思う。ギリギリだったね。

ちょっと男性からするとゾッとする、恐怖のお話。

キッカケはスケベ心から

当時の僕は社会人になって、ちょっと仕事が楽しくなり始めた頃、偶然仕事で結果も出て調子に乗っていたんだと思う。

別に自慢をしたりすることはなく、謙虚にしていたつもり。ただ、それが鼻につき、嫉妬をする人がいた。

それに気づかずに娘たちとワイワイしていたのが悪かった。

年末も差し掛かり、同期の忘年会に参加した。僕は同期の飲み会が嫌いだったので乗り気ではなかった。

女子たちから誘われ「面倒くせー」「だりー」なんて言いながら参加していた。

相変わらず、上座には仕事大好きなメンバー。今年1年間の自分たちの成果を語り合っている。

僕は下座で女子たちと愛を語り合うのが定番。

絶対に上座には近づかない。上座にいるメンバーも僕を見下しているから会話はない。

仕事の話をしながら飲んだって楽しくないもん。

いつも通り、バカ話をしていたんだけど、珍しく上座から「ひらめさん、なんか凄かったらしいじゃないですか?」なんて声をかけられた。

僕「いや、何も凄くないから。たまたま上手く行っただけ」

男「謙遜しないでくださいよ。一気に評価上がりますね」

僕「『もうやらない』ってみんなの前で宣言したよ」

男「いやいや。凄いっす」

僕「もう良いよ。酒がマズくなる」

(面倒くせー奴ら)

僕は女子たちにチヤホヤされれば、それで良いの。むさくるしい男に褒められてもうれしくもない。

そこで上座との通信は遮断して、娘たちと年末の予定について語り合う。そっちの方が楽しい。

ディズニーランドに誘われる

僕は当時、モテ期だったんだと思う。チャラチャラして社会人になりきれない僕に、好意を抱いてくれた娘がいた。

その娘(仮に「さやかちゃん」とします)が、猛烈にアピールしてきた。

さやか「ねえ、ひらめくんって彼女いるの?」

僕は同期の娘(仮に「奈央」とします)に片思いをしていた。約半年間、さし飲みを繰り返す仲だったんだけど、落としきれない娘。

頭の中に奈央が浮かんだんだけど、ただの片思い、彼女ではない。

僕「彼女になって欲しい子はいるんだけど、落とせないんだよね」

恭子「奈央?」

この横やりを入れてきた恭子ちゃんは、以前、僕の家に奈央と一緒に泊りにきた娘。詳しくは以下の記事をご覧ください。

僕「なんで、奈央?」

恭子「この間、奈央をクルマで送ってきたでしょ? 付き合ってるの?」

鋭いね。見つかっていなかったと思っていたけど、ちょっと前に落ち込んでいた奈央をなぐさめてから、クルマで送って行ったところをみられていたらしい。

僕「なんのこと?」

とぼけたけど、恭子ちゃんは疑いの目を向けてくる。

恭子「奈央っ、ちょっと良い?」

会社ではお酒を飲まないキャラの奈央がシラフで移動してくる。

奈央「なんかあった?」

恭子「奈央って、ひらめくんと付き合っている?」

奈央と目が合う。

奈央「あり得ない」

そっけなく答えて奈央は戻って行った。

(そうですよね。あり得ないです。ただの片思い。いつも玉砕されて、なんか慣れてきました)

僕「ねっ、奈央もそう言ってんじゃん」

恭子「なんか怪しいんだよな」

恭子ちゃん曰く、僕は奈央のことを「さん付け」で呼んでいたのに、最近、呼び捨てにしていること。

奈央が乗ってきた赤いクルマは絶対に僕のクルマ。あんなに目立つクルマを間違えるハズがない。会社でよそよそしいのが余計あやしい。

女の勘は鋭い。ちょっと油断をしていた。僕も、奈央も、さし飲みを繰り返すうちに、お互い呼び捨てで呼ぶことが普通になっていた。

さやか「彼女いないなら、今度ディズニーランドに行こうよ」

僕「ちょっと考えさせて」

その後、定番のサシ飲みへ

同期会の後は奈央と飲みなおすのが当時のお約束だった。僕は一次会で帰る女子たちと一緒に電車に乗り帰っていた。

奈央は反対の電車なんだけど、いつも新宿で待ち合わせて飲む。

会社ではお酒を飲まない奈央は、実は結構、お酒を飲む。ただ、お酒を飲んで乱れるのを見せたくないらしい。

その日も、二次会を途中で抜けてきた奈央と合流して飲み始める。

今日の話題は、最近、同期の女子の中で僕の人気がうなぎ登りってこと。同期の女子の話を奈央から聞いた。

奈央「なんでだろうね。こんな男」

(いやいや奈央さん。良く見てごらん。結構良い男だよ)

僕「俺の時代が来たね」

奈央「おしいんだよな。もう少しなんだよ」

(その冷たい態度にももう慣れたよ)

僕「今日も、さやかちゃんにディズニーランドに誘われた」

奈央「モテモテじゃん。行くの?」

僕「悩んでる」

奈央「なんで? さやか、かわいいじゃん。好きな人でもいるの?」

(ちょっと待ってよ。約半年、合うたびに猛アピールしてるじゃん。アホなのか?)

僕「まあ、ディズニーランドに行ったくらいじゃ、付き合うなんてことないしね」

奈央「何それ、私に対する当てつけ?」

僕は奈央とディズニーランドに遊びに行ったんですよ。そこで恋人ごっこをした仲なんです。

そんな場所に好きでもない娘と行く気にはならないじゃん。

僕「そんなんじゃないけど」

なんて、ちょっと不機嫌になってしまいました。僕は小さな人間なんです。なんかツレない奈央にイライラしてくる。

僕「まあ良いよ。飲もう」

ディズニーランドに行く

なんか奈央は絶対に付き合う気がないみたいだし、さやかちゃんは僕を好いてくれている。

奈央とは違い、ホンワカしている僕の理想の娘。奈央と仲良くなければ、間違いなく狙っていたと思う。でも、その頃、僕は奈央にゾッコン。

奈央も行けって言ってるし、ディズニーランドに行くのは問題ないよね。ディズニーランド好きだし。

速攻、さやかちゃんに連絡を入れ、次の休みに朝から行くことに決めた。ついでに奈央にもショートメールで報告。

「ヤキモチでもやきやがれ!!」なんて思ったんだけど、 奈央からの返信は「失敗するなよ、頑張れ」だって。

当日はクルマで、さやかちゃん家まで迎えに行き、開園前からディズニーランドの駐車場で待機。

ただ最近、女子と二人っきりになるのは、奈央とばっかりだったので緊張する。

ちょいちょい「タバコ吸ってくる」なんてクルマをでる。僕らしくない、楽しもう。

ランドに入ってしまえば、そこは夢の国。年末ですごく混んでいたけど、楽しかった。

ちょっと初デートっぽい距離感とか、なんか新鮮だったしね。

花火を二人で見て帰ろうとしたとき、さやかちゃんから「付き合って」と逆告白を受けた。

そんな雰囲気はあったんだけど、ちょっと困った。

しっかり抱きしめて「ありがとう」と感謝を伝えた。

ただ、なんか僕の中で女子から告白されるのって違うっていうか、奈央に未練を残したまま、さやかちゃんと付き合うのもどうかと思ったし、男として情けなくて、なんかそんな感じ。

時間にしたら数秒だったと思うんだけど、さやかちゃんを抱きしめながら、色々と葛藤をした。

そして、さやかちゃんの肩を抱き、顔を見てしっかりと伝えたつもりだった。

僕「ごめん。色々と整理したいから待って。次は、俺から告白するから」

本当にさやかちゃんは良い娘だと思うんだよね。ホンワカしていて僕好みの女子。

でも、なんか僕の中で全部が中途半端だと思った。奈央とのことを決着をつけてからじゃないと付き合えない。

さやか「奈央?」

ここでも、奈央の名前が出てきました。どんだけ、僕と奈央のことを疑っている人がいるのか、分からない。

恭子ちゃんもそうだし、さやかちゃんもそう。

隠しても、しょうがないから、奈央への想い、振られ続けていること全部話した。そして、ちゃんと整理してたら、僕から告白する約束をした。

色々と考えながら年末年始を過ごす

さやかちゃんとディズニーランドに行った後、奈央と電話で話した。

奈央の話だとさやかちゃんは嬉しそうに僕とディズニーランドに行ったことを話しているらしい。

僕はさやかちゃんが、どこまで奈央に話したか分からなかった。でも、そろそろ、脈がない奈央に付きまとうのはやめて、さやかちゃんと付き合おうかなんて考え始めてた。

そして、年が明けて、しばらくすると会社の女子たちの態度が明らかに変わった。さやかちゃんも電話にすら出てくれなくなった。意味が分からない。

そんなとき、頼りになる僕の先輩、教育担当の先輩から「ひらめ、お前二股をかけて、二人とも妊娠させたって噂になってるぞ」

いやいや、二股はなんとなく分かる。奈央とさやかちゃんだろうな。でも、妊娠はない。

妊娠するようなことは、やってない。二人ともキスすらしていない。

僕「マジっすか? ちょっと勘弁してくださいよ。どこ情報ですか?」

広がる噂

当時の僕はチャラチャラしていたので、二股の噂は尾ひれがついて広がっていた。仲の良かった先輩女子たちも「最低な男」なんて噂を信じた。

悲劇のヒロインたち、奈央とさやかちゃんは、女子たちにかくまわれ、僕と連絡が取れない状態。

かろうじて、奈央とは携帯で話した。奈央は、噂を全否定しているんだけど、誰も信用してくれない。反対に僕に騙されていると言われているみたい。

もっとひどいのは、さやかちゃんで、僕に遊ばれていると周りに言われ、信じ切っているそう。

そして、悪質な噂は、僕が同期に面白おかしく話していたなんてことになっているらしい。

困ったことに女子たちを通して、現在進行形で拡大をしているらしい。

奈央「ひらめ、そんな話、誰にしたの?」

ちょっと奈央も疑い始めているっぽい。これだけ噂が広まると普段の態度が態度だけに疑いを持たれる。

僕「もしかして、奈央も疑ってる? 同期の男子と俺が仲良く話すことなんてあると思う?」

奈央「ないわな。協力する」

おお、心の友よ。神様、女神様、奈央様。と言うことで、次の日の会社帰りに取り巻きたちを巻いて、奈央がさやかちゃんと話をつけてくれるらしい。

この事件は、本当に寝れないくらい参った。女子の結束というか、横のつながりの強さというか、部署、年齢関係なく、一気に女子が敵になるなんて、考えても見なかった。

女子に救われる

その晩は、ほとんど寝れなかったんだけど、噂話をされて僕が出社しないと噂を認めたことになりそうだったので、気合で会社に行って気丈に振舞った。

何人かの先輩女子社員は、僕に話しかけてくれたんだけど、違う女子社員に止められてりしていた。

マジで地獄。

大好きな女子たちに避けられるなんて生きている心地がしない。

教育担当の先輩が「近づくと妊娠させる魔法を覚えたんだって?」なんて、からかってくる。唯一の救い。

地獄みたいな勤務時間が終わり、奈央からの連絡を待つ。

さやかちゃんと話をした後、連絡をしてくれることになっていた。待っている時間が長い。

パチ屋でスロットを打ちながら待っていたんだけど、全然、気が入らなかった。そして、待ちに待ったショートメール。

「吉祥寺の○○で待つ」速攻、移動。

店員さんに案内され個室に行くと、うつむいて泣いているさやかちゃんと怒っている奈央。

奈央と目が合ったら、首を横に振る。

右手で「ごめん」なんて合図を送ってくる。どういうこと?

奈央「ひらめ、謝れ」

凄く低い声で奈央に言われるがまま謝った。僕が悪かったよね。

おそらく、ディズニーランドの帰りに説明したことが言葉足らずで伝わっていなかったんだろう。

さやかちゃんを傷つけた。本当に悪かった。

悲劇のヒロインたちに騙された

凄く反省してたんですよ。マジで。

奈央が一生懸命、誤解を解いてくれようとして失敗したみたいだし、ここからは男としての誠意を見せないといけない。

と思った矢先、奈央とさやかちゃんが、大爆笑。

さやか「ごめん。ムリだわwww」

奈央「ほら、ひらめ。飲むぞっ」

さやか「飲め、ひらめ」

後から奈央に聞いた話では、さやかちゃんは本気で僕と付き合いたいと思っていたらしい。

でも、僕と奈央の関係を疑っていたそうだ。

女の勘というか、なんとなく僕と奈央が隠れて付き合っているんじゃないか、そういった目で見ると、会社で必要以上に絡まないことも怪しいし、いつの間にか呼び捨てだし、あやしいところだらけ。

さらに恭子ちゃんからも、僕の家に泊ったときの話や奈央をクルマで送ってきたなんて聞いてほぼ確信。

それなのにディズニーランドに一緒に行って、奈央と別れるから待ってくれなんて言われた(言ってないけどね)そこに、同期の男子から、僕と奈央が付き合っているのに、さやかちゃんは僕に遊ばれたなんて言われて信用したみたい。

奈央は僕との関係、女王様と下僕の関係、僕がどれだけダメ人間かをコンコンと説明をしてくれた。

会社ではお酒が飲めないキャラでいる奈央が実はお酒を飲むのが好きで、僕とサシ飲みをしているだけ。

何度も「やらせて」って言われているけど、一度も許したことがない。と全部話してくれたそう。

そして、僕が、さやかちゃんにディズニーランドで話したことが嘘じゃないと信じてもらえた。

どうりで、さやかちゃん、急に僕のことを呼び捨てになった訳だ。

憧れのひらめくんから、ゲス野郎のひらめに成り下がりました。そして、僕は年末に考えたことを二人の前で発表した。

僕「ごめん、奈央。俺、さやかちゃんと真剣に付き合おうと思っているから、これからはサシ飲みは無理だわ」

公開告白。

奈央「・・・」

さやか「ごめん、ひらめ。あれなしで。奈央の話を聞いて、ひらめのことを知ったらムリだよ」

僕「えっ?」

奈央さん、尾ひれつけてないですか? 僕はそれほど、悪い男ではありませんよね?

奈央「そう言うことだって」

さやか「奈央、みんなに内緒で、二人で飲みに行こう」

奈央「そうだね。二人でね」

僕「・・・」

一気に元に戻った

さやかちゃん、奈央の二人のヒロインが噂の真相を広めてくれた。今度は僕が二人に振られたと言う、かなり恥ずかしい噂が一気に広がった。

噂ではなくて本当のことなんだけど、一応、僕のプライドのために噂ってことにしておいて欲しい。

二股騒動で、僕は約1週間くらい、女子たちに総スカンを喰らいました。たったの1週間だけだったけど、マジで地獄でしたよ。

もう二度と同じ目に合いたくない。僕に噂が広がっていることを教えてくれた先輩と奈央に本当に感謝ですね。

その後、しばらく僕は女子社員の方たちから「『ふられた』ひらめくん」とか「『やれなかった恥ずかしい』ひらめくん」と呼ばれていました。

地獄前より女子社員の方たちにいじられるキャラになってしまいました。全女子社員の恋愛対象からハズされた感じですね。。。

ちなみに噂を広げた奴は同期の男、特定は出来たんだけど、詰めることもなく、普通に接していた。でも、僕は小さい男。絶対に許さない。

嫉妬する奴って、なんか可哀そうな奴だよね。

ではでは。

自分語り

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酔蛙戯言

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