夢の国での話。はかないディズニーデート

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ディズニーランド、ディズニーシーって、どの年代でも楽しめる、まさに『夢の国』ですよね。

僕の記憶では小学生の時にディズニーランドが開園し、家族で行ったのが初めてだったと思う。そして、高校、予備校時代、大学、社会人になってからも、色々な女子とデートで訪れた。結婚してからは、息子たちを連れて遊びに行く場所。

ディズニーランドって、みんなが特別な場所だと思っているから、はしゃぐのが恥ずかしくない。はしゃぐのが普通。

夢の国。

特に仲良くなりたい女子と一緒に行くと、色々と会話もできるし、距離が縮まる。僕もそんな下心を抱えながら、何度も女子を連れて行きました(笑)

そんな夢の国が、本当に夢の国になった話。

現実世界では付き合えなかったけど、ディズニーランド内だけは、恋人同士になれた娘との話。

夢にまで見た恋人気分を味わえたんだけど、なんとなく、男としては不完全燃焼だった。

ディズニーランドに誘う

お互いに避けていた娘(仮に「奈央」とします)と本音を語り合い仲良くなった。男同士だったら殴り合った後、親友になる感じに似ていると思う。

二度ほど二人で飲んで、僕は奈央に惹かれていた。完全に片思い。どうにかエッチしたい。もとい、付き合いたいと思っていた頃の話。

そんな奈央と会社帰りに飲んでいるとき、ディズニーランドの話になった。

奈央「そう言えば、しばらく行ってないなあ」

(チャンス到来)

僕「今度行こうよ」

奈央「う〜ん。ひらめくん(僕のことです)とかぁ。考える」

(なんかトゲがあるんですけど、凹みますよ)

飲みには誘ってくれるのに、ディズニーランドは渋る理由が分からない。女子の気持ちって複雑。

僕「そう言えば、奈央さんの携帯番号、知らないんだけど教えてよ」

僕と奈央は同じグループ会社だったので、社内線用の個人ピッチで連絡を取れたんだけど、会社にいるときだけ。会社の内線をプライベートで使うのは良くありません。

奈央「あっそうだね。連絡取りづらくてしょうがない」

携帯番号は、すんなりゲットできたんだけど、デートの約束が取れない。

僕「俺、再来週の火曜日、代休で休みなんだ。行くなら平日じゃね?」

奈央「う~ん。ひらめくんとかぁ」

(そこまで嫌がると本当に凹むって・・・)

ツレないそぶりを見せる奈央。マジで良く分からない。

今回も奈央から飲みに誘っておいて、ディズニーランドに行くのを躊躇うなんて、訳が分からない。

興味がある人は、以下の記事を読んでみてください。

次の日の夜に「行こう」と電話をもらい、行くことになりました。

良かったよ。嬉しいよ。当日はおしゃれして行こう。

当日、新宿駅で待ち合わせる

いつも会社に行くより早く起きて天気予報を見ると降水確率が60%。「傘を持ってお出かけを」なんて言っている。

雨だと「面倒くせーな」と思い、奈央に電話。

僕「おはよう。奈央さん、雨っぽいけど、どうする?」

奈央「行く。絶対に行くもんっ」

僕「OK。じゃ新宿で」

家を出て待ち合わせの新宿駅へ。ダボダボのジーンズ、チェーンつきの財布、これまたダボダボのロンTを着て、ポケットに携帯とタバコだけ。

ベルトループにキャップをひっかけ、家を出た。

僕はクルマを持っていたので、クルマで行こうと提案をしたんだけど、帰りに飲めないじゃん。と奈央の提案で電車で向かうことになった。

当時、新宿の東南口の階段を降りた広場に喫煙所があった。待ち合わせの時間まで一服をしながら、ショートメールで場所を伝える。

いつもなら通勤のために電車に乗っている時間にタバコを吸って、仕事に向かうサラリーマンを眺めていると、なんか優越感。

日本を支えているサラリーマン諸君、頑張りたまえっ!!

タバコを咥えながら応援をしていたら、奈央が来た。

奈央の私服を始めてみたんだけど、咥えていたタバコを落としそうになるぐらい、マブい。

本当に輝いて見えたよ。

ジーンズにノースリーブの白いシャツなんだけど、会社のときの雰囲気が違い過ぎる。

会社ではビシッとスーツを着こなす大人のオンナって感じで、僕はそんな奈央しか見たことがなかった。

メイクもいつもと違ってナチュラルメイク。やばい、惚れてまうやろ。

奈央「おはよう。朝からボケっとしてどうした?」

僕「奈央さん、かわいすぎっ」

奈央「ありがとw」

二人で新宿から中央線で東京、東京で乗り換えて舞浜へ。ちょうど通勤ラッシュ中の中央線で奈央と密着しながら移動。

もうさ、距離が近い。さらに、ちょっとテンション高めの娘が上目づかいで話しかけてくるから、心臓はバクバク。天にも昇る気持ち、イッてないのに昇天しちゃいました。

夢にまでみたディズニーランド

舞浜の駅を降りて、ディズニーランドに入ったら奈央が腕を組んできた。手も繋いだことがないのに、いきなり腕を組んできたので、僕はプチパニック。

いやね、僕は片思いをしていたから、うれしかったんだけど、それ以上にパニック。東京のオンナは積極的だとビックリしていた。

奈央「ランド内だけは、恋人ねっ(ニコッ)」

(ちょっと待て。今日だけ? どういうことだ?!)

奈央「ディズニーランドは夢の国だから、ひらめくんにも夢を見させてあげるよw」

僕「おう。了解」

何が了解なのか、状況が理解できないけど、とりあえず、奈央の恋人ごっこに乗ることにした。だって、可愛いんだもん。

休日といっても、そこそこ混んでいたんだけどアトラクションを待っている間も、ずっと話をして、ずっと笑っていたと思う。

キリっとしている奈央より、こうやって笑っている奈央の方が100倍可愛い。

僕は元々、おしゃべり。社会人になってカッコつけて喋っていなかったんだけど、この日は本当に喋った。

途中で雨も降ってきたけど、相合傘(なんか、呼び方が懐かしいな)をして夜まで遊んだ。

ちなみにディズニーランドのお昼のパレードは、雨の日バージョンというのがあって、キャラクターが雨がっぱを着ている。雨の日も悪くないですよ。

日も暮れてきたので帰る

閉園までいても良かったんだけど、次の日も会社だし、お腹も空いたし、日が暮れてきたから、そろそろ、帰ろうかなんて話をしたら、奈央が駄々をこねる。

僕「飯食って帰ろう」

奈央「嫌っ」

(いやいやっ、奈央さんキャラが変わっていますよ)

僕「どうしたの?」

眼をウルウルさせて上目づかいで、僕の顔をみる奈央。かわいい。

奈央「最後にギュッとして」

(もうさ、恥ずかしいから終わりにしようよ)

なんて思っていたら僕の胸に顔を埋めてくる。ドキドキしながら抱きしめた。

その間、数秒だと思うんだよね。

奈央の体温も、匂いも、柔らかさを感じるし、超ドキドキしていた。このまま、キスでもして。

「ドンッ」

(えっ?!)

奈央「終わり。ありがと。飲みに行こう」

僕「おお、おぅ、おおっ」

夢の国で夢から覚める

いつもの奈央に戻って、会社にお土産買って行こうか、いや、ひらめくんとディズニーランドに行ったことがバレると面倒くさいな。

なんて言いながら、奈央の家にだけ、お土産を買い、夢の国をあとにした。

奈央の提案で、夢の国の中で夢を見させてもらいました。どうせなら、覚めないで欲しかったなあ。

その後、ふたりで東京まで移動して丸の内で飲んだ。

飲みながら、真意を聞いたら「どうせならディズニーランドを満喫したいじゃん? 友達同士で行くより恋人同士の方が楽しめるでしょ。なんか文句ある?」と笑顔で言われました。

僕「それなら、付き合おうよ」

奈央「それは無理。もっと良い男になりたまえっ!!」

いつもの奈央でした。そして別れ際に「また、行こうね」って、もう訳が分からん!! 男心をもてあそびやがって。魔性のオンナ。

ではでは。

自分語り

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