人生を変えた娘との出会い続き

自分語り
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人生の分岐点と言うか運命ってあると思う?

僕は運命論者じゃないので、信じていない。

だけど、後から考えると「あの人と出会って良かったな」なんて出会いがある。

僕の人生を大きく変えたのは、苦手なタイプの女子でした。

その娘と出会わなかったら今の僕はなかったと思う。

そんな娘と仲良くなった初夜の話。

残念なことにエロいハプニングは起きなかった・・・

ーーー

女子とサシ飲み。

ここは男子として腕の見せどころ。

どうやってエッチに持ち込めるか色々と作戦を練って相手との駆け引きを楽しむ。

若い男の頭にはそれしかない。

普通だったらチャンスですよね。

女子と二人でお酒を飲むチャンスなんて滅多にない。

(はやく帰ろう)

女子のことを愛してやまない僕が珍しく、この場から去りたいと思った。

以下の話の続きです。

僕のペースではない

僕は、垂れ目でホンワカした女子が大好きです。

言い方が悪いけど、少しおつむが弱い娘の方が好き。

そんな娘に頼られたい

僕は他人に合わせるのが苦手。

なので、主導権を取り、こちらのペースに巻き込まないと上手くいかない。

そんな性格が自分で分かっているので、自己主張が強い人間は苦手だ。

ーーー

強い人間が苦手な僕が、今晩ご一緒しているのは「できるオンナ」

絶対に僕の言いなりにはなりそうにない。

僕が苦手とするタイプ

そんな苦手な娘と気が乗らないのにサシ飲みをしている。

(早く帰りたい)

みんな勘違いしているんだけど、僕は見た目と違って人見知りが激しい。

誰とでも仲良くできるタイプじゃない。

苦手だと認識をすると出来るだけ距離をとって、関わらないようにする小さな人間。

娘のペースで話が進む

良かったよ。行きつけのお店に連れてきて。

世話好きのおばちゃんは、お節介をして話しかけてくれるし、周りも常連さんばかりで絡んできてくれる。

奈央さんと二人の会話を楽しむ時間がない。苦手な娘と一緒にいても苦にならない。

奈央さんも、この店のペースに見事にハマっている。

僕との会話がなくても楽しんでいる。

ーーー

僕「帰ろっか」

店を出て、他愛もない話をしながら駅に向かう。

奈央「ちょっと話したいことあるんだけど良い?」

(何? 告白か?)

告白か?今から告白されちゃうのか?東京の女は積極的だな。東京ラブストーリーのリカも「SEXしよ」ってカンチに言ってたし。でも、これで付き合うことになったら間違いなく、僕のペースではことが進まないよな。でも見た目は可愛いし、多少性格がキツくても上手く行くんじゃないか? 僕に惚れてるんだったら僕のわがままも聞いてくるよな。性格は僕の中で作れば良い。

なんて軽くパニック。でも焦ったら負けだよ。

平常心でいた方が勝つ。何の勝負だか知らないけど負けられない。

精一杯、冷静を装いながら

僕「何?」

いやさ、告白されるのって嬉しいじゃん。それも奈央さん超綺麗だし。嬉しいんだけど、付き合うことになったら僕はずっと奈央さんに嫌われないように顔色を伺い、気を使わないといけないんだろうな。過去にもそれで失敗してんじゃん。そんな彼女は二度とごめんだ。

僕はホンワカした優しい娘が好み。一緒に、ほげほげしたい。

(でも、ワンナイトラブなら問題ないか)

僕「ホテル入る?」

奈央「はっ?」

その大きな目で睨まないでください。

完全な僕の勘違い。

恥ずかしい。冗談だと思ってください。

奈央「ちょっと飲みなおそう」

さっきまでの雰囲気とは違い「できるオンナ」モードに入った。

完全に、奈央さんのペースに持っていかれた。こうなると僕は弱い。

茶髪でイキがっている外見とは違い、本当は弱い男。

女王様の言われるがままに

連れてこられたのは、大人の雰囲気が漂うショットバー。

間接照明って言うんですか、僕の地元にはない東京のお店。緊張しながらカウンターへ。

奈央「落ち着いた店じゃないと話せないよね」

(あの~。僕には話すことがないんですが?)

奈央「あの店に連れて行った真意は?」

主導権を奪う女子は苦手です。

僕「たまには良いでしょ? 気取らなくて」

「二人っきりになりたくなかった」なんて本当のことは言えません。

本音と建前、僕はもう子供じゃありません

奈央「ねえ、私のこと避けてるでしょ?」

まあ、気づくよね。

僕は苦手な人、嫌いな人を避ける。

そして困ったことに態度に出ちゃう。

でもそれって、お互いのためじゃん。

僕が嫌いってことは、その相手も僕のことが嫌いじゃん。

嫌いなのに一緒にいるのってツラいじゃん。

奈央「なんで?」

(睨むな。その目だよ。怖いんです)

僕「近づきにくいオーラが出ているんだよ。奈央さん、可愛過ぎてw」

奈央「ねえ。真剣なときってあるの?」

僕「いつも真剣だよ(キリッ)」

奈央「そうやって、すぐ逃げる」

話をまとめると、僕がふざけているように見えるのが気に入らない。

みんな真面目にやろうとしているのに僕がふざけることで、それに乗っかる人たちが増える。

みんなの足を引っ張らないで欲しい。ってことらしい。

ーーー

そんなこと言われたってね。どうしようもないよ。僕は、真面目にできない人たちが困らないように逃げ場を作ってあげているんだよ。僕が目立っていれば、みんな僕の影に隠れることができるじゃん。怒られるのは僕だけで済む。みんなは救われる。奈央さんのように強い人間ばかりじゃない。僕は他の人より打たれ強いから、弱い人間を守ってあげたい。早く結婚して会社を辞めたい娘たちとか、出世レースで負けが見えた輩たちでも、楽しく仕事を続けられるように助けてあげたい。

そのためには、誰かがピエロにならないといけない

良いじゃん。俺がピエロになっていれば救われる奴がいるんだよ。

誰にも話さない僕の本心。

別に奈央さんに話す必要はなかった。

僕の生き方を否定されたみたいで腹が立った。感情的になってしまった僕の負け。

奈央さんは頭が良いので、僕が言っていることを理解してくれた。

でも、やり方が悪いとか、そんな生き方をしていたら損をすると真剣に話をしてくれた。

納得はできなかったけど、奈央の言っていることも分かる。

完全に奈央に主導権を取られ、お母さんに叱られている子供。そんな気分。

完全に僕のペースではない。

どこかで引き戻さなければ。

女子に幻滅される

本心なんて語るつもりはありません。

さっきは感情的になって思っていることをぶちまけてしまった。

でも、冷静さを取り戻す。

戦いは強い弱いではない。勝つためには冷静に状況を分析する必要がある。

そして、一点集中して相手の弱点を突く。

ーーー

僕は小さい男なので、本当のことを話して笑われたり、否定されたら凹む。

自分の性格がわかっているからこそ、虚像を作って演じることで自分を守る。

冷静さを取り戻すいつもの僕だ。

本当のことは言わずに、のらりくらりと誤魔化す。

奈央「ひらめくん、仕事楽しい」

僕「楽しい? 仕事が?」

僕「逆に聞くけど、奈央さん、楽しいの?」

奈央「会社のために貢献したいと思っているし、私が成長しているのを感じるから楽しい」

僕「じゃ俺も」

奈央「将来の夢とかないの?」

(もう良いじゃん。いじめるなよ)

ごめんなさい。僕は小さい人間です。

もう本心を話す気はありません。

悪いけど、あなたといても楽しくありません

一度そう思ったら自分の殻にこもります。

奈央「ちょっと真剣に人生考えた方が良いよ」

僕の仲間にはいないタイプ。面倒くさい。

奈央「ねえ。本気で話している?」

僕「うん。いつでも本気だよ」

奈央「嘘だね。逃げてるでしょ?」

僕「うん。大人だからね」

奈央「最低。幻滅したわ」

売り言葉に買い言葉じゃないけど、女子に幻滅したなんて言われて、また感情的になってしまう。

感情的になると言わなくて良いことを言ってしまう。

僕の悪い癖。

僕「俺だって考えている。でも他人の奈央さんに話す必要ないよね?」

奈央「そうだね。もう良い」

そのときの奈央さんの顔は忘れられません。

とても悲しそうな目でだった。

(なんか悪いことをしたな)

自己嫌悪

奈央さんがが席を外したとき、一部始終を聞いていたバーテンダーのおじさんから「本気で話してあげてください」と声をかけられた。

おじさん曰く、彼女は僕と仲良くなりたいと思って、本音でぶつかってきているのに、のらりくらりと本心を隠す僕が悪い。彼女の期待に応えるのが男なんじゃないか? せっかく、心を開こうとしている人間に対して僕の態度は良くない。

言われていることは分かります。

ただ本心を話したくない。

本心は話したくないと言うか、自分でも分からない

本心なんて、そうそう話すもんじゃない。

僕は今まで何も考えずに生きてきた。

考えてはいたんだけど「将来どうなりたい」とか、今後どうなるなんて考えたことがありません。

今が楽しければ問題ない

将来とか、成長とか全然考えたことはない。

奈央さんに悲しい顔を見せられて、バーテンダーのおじさんに怒られて本気で向かってきてくれる奈央に対して悪かったな。男が廃るってもんよ。奈央さんが戻ってきたら、本気で話をしよう。

ーーー

僕「ごめん。本当は何も考えてなかった。今が楽しければ良いと思っている」

奈央「うん。分かった。自分の人生なんだから真剣に考えた方が良いよ」

僕「うん」

奈央「もったいないよ」

僕「うん、考えてみるよ」

ちょっと悲しそうだったけど、奈央が笑ってくれた。

何のために生きている?

素直って言うか、単純って言うのか、奈央さんと別れた後、色々と考えた。

でも、やりたいことなんて、いきなり見つかるモンじゃない。

やりたいことを見つけられた人って、それだけで幸せなんだよね。

多くの人は、やりたいことなんて考える余裕もなく毎日に追われて生きている。

僕もそんな灰色の人生を送ると諦めていた。

でも、どんな環境でも自分を見失わず、理想を持って生きてると人間強くなれる。

理想に近づくために努力も出来るし、自分の成長に気づくことができる。

僕は、年下の苦手な娘に教えられた。

ーーー

その後、お互いが会社を辞めるまでの約2年間、一緒に飲み、語り合い、本当に長い時間を二人で過ごした。

ただ、残念なことに肉体関係もなく、僕の片思いで終わった恋。良い思い出。

奈央さんとの思い出はたくさんある。

誰の役にも立たないネタだけど、アホな男の話が成長するサマを読んで、笑ってもらいたいなんて思っています。

もしこのブログを読んで誰かが人生について考えるきっかけになってくれると嬉しいです。

ではでは。

自分語り

最後までお読みくださりありがとうございます。
この記事が気に入っていただけたらシェアしてくれると嬉しいです。

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