西川口の思い出

スポンサーリンク

僕が社会人になって、ひとり暮らしをするために選んだ街は西川口。

今はチャイナタウンで有名だけど2000年当時は風俗の街『西川口』で有名だった。

西川口駅の階段を降りた場所には当時、キャバクラやら、ソープやら、いかがわしいお店の呼び込みがズラッと並んでいた。

その中には挨拶を交わすくらい仲良くなった黒服のボーイさんやキャバ嬢、風俗嬢がいた。

お店に行ったことはなかったんだけど、パチスロ屋で顔見知りになり、近所のモスバーガーでご飯を一緒に食べたりする健全(?)なつき合い。

何度も、嬢たちに「お店に来てよ」なんて誘われたけど、田舎者の僕は「ぼったくられるんじゃないか」とビビって一度も行かなかった。

社会人になって、初めて住んだ街で友達もいなかったんだけど、寂しくなかったのは、源氏名なのか、本名なのか知らないお姉ちゃんたちと会話があったからだと思う。

キャバ嬢、ボーイさん、風俗嬢と仲良くなる

キッカケはパチスロ。

当時、今から20年前ってすげ〜ギャンブル性が高い機種が多く、一発で万越え。

反対にハマると数万スルなんてこともザラだった。なので、みんなハマる。僕は大学時代からのベテラン。特技ってほどでもないけど、目押しもできた。

僕がメインで打っていた機種は「大花火」って言う機種だったんだけど、ずっと同じ店で「大花火」を打っていた。

もう、ヌシ。

パチスロをやったことがある人は分かると思うんだけど、目押しができると「ちょっと押して」なんて言われることがある。

僕も例に漏れず、コーヒー1本で「目押ししてもらって良い?」なんて声を掛けられたり、たまたま隣に座った嬢に「それ、入っているよ」なんてしているうちに顔見知りになり、パチスロ屋以外で話すようになった。

休日に朝からスロットを打って、僕が帰る頃、嬢たちは出勤前、モスバーガーで買った方が奢ったりして友好を深めていた。

嬢たちは、ちょっと頭は弱かったけど、可愛いし、素直だし、すごく勤労意欲が高かった。

当時は就職超氷河期だったから、会社員として働けなくて、水商売をしていたんじゃないかな?

本当に良い娘たちだったと思う。

毎晩、嬢たちにお出迎え状態

2ヶ月もすると西川口の駅前で、呼び込みをしている嬢たちの中にはスロット仲間として仲良くなった嬢がいるようになった。

駅の階段を降りると「今、帰り? おかえり~」なんて声をかけてくれた。

当時の僕は、茶髪でパーマを当てていたので、電車の降車客の人たちからしたら、違和感がなかったと思う。

ひとりで帰ればね。

嬢たちが毎晩、駅でお出迎えなんて、ある意味、贅沢ですよね。

華やかなキャバ嬢ロードを闊歩するんですよ。そのうち、嬢たちのボディガードの強面のお兄さんたちにも「おう、元気か?」なんて声をかけられるし、有頂天ですよ。

俺、最強なんて。最弱のクセに勘違いしてしまう(笑)

ある意味、事件

そんな西川口生活を満喫していたある日、我が家に女子がくることになった。

その娘(仮に「奈央」とします)とはディズニーランドに一緒に行った仲。その後も何度か二人きりで飲んでいる。

僕は奈央に惚れていたのでウキウキ。

と言っても、ふたりっきりじゃなくて、後ひとり女子が合流する予定だった。

3Pか? なんて内心思ったとか、思わなかったとか。チキン野郎の僕にはムリでした。

ひとり暮らしの我が家に娘たちが来ることになった理由は、会社主催のBBQで荷物を運ぶためのクルマが必要で、僕に白羽の矢が立った。

簡単に言うと、女子ふたりが幹事でクルマが必要。そして新人で自分のクルマを持っていて、頼みやすいのが僕。

クルマが目当て。運び屋です。

僕は会社の催し物に参加したくなかったので、不参加で回答していたんだけど、惚れた娘の頼みなので渋々、行くことにした。

ただ、信用ならない男だったんだろうね。

女子ふたりで話し合い、僕が遅刻したり、ドタキャンしないようにと前日から僕を見張りに来ることになった。

最初、奈央にその話をされたときは、エッチなことが頭をよぎったんだけど、ふたりで来るとは思いもよらなかった。

誤解するような会話をするな

予定では、奈央は一回、家に帰り荷物を取って会社帰りの僕と新宿で合流。電車で我が家へ。

そして、クルマに乗換え、恭子(仮名です)ちゃんを迎えに行き、我が家で一晩過ごす。

そして次の日にクルマで3人が移動し、食材、飲み物、その他必要な備品を積んで会場へ。

若い男女がひとつ屋根の下、一晩を過ごすんですよ。もう、ドキドキですよね。

ひとり暮らしの家なのでベッドもひとつしかないし、もう一緒に寝るしかない。

なんて考えながら新宿で奈央と合流。テンションが上がっているのを悟られないように「だりー」だの「面倒くせー」だの言いながら、赤羽で乗換え、西川口へ。

すっかり忘れていたんだけど、そこには、仲良しの嬢たちが、たんまりといたんです。

嬢「ひらめ(僕のことです)、おつかれ~。あれっ? 彼女?」

僕「彼女になってくれないオンナ」

なんて、いつも通りの会話。ちょっと、そんな世界を知らない奈央からするとビックリすると思う。

そして会話は続く。

嬢「最近、お店に来てないじゃん? 忙しいの?」

僕「最近、カネがなくて」

ここで問題です。僕と嬢の会話のお店はパチスロ屋のことです。一般的に、キャバクラ嬢と男性の会話で登場するお店は、どんなお店でしょうか?

他の嬢も「あれっ、珍しい~。ひらめが女連れているよ~ww」なんて寄ってくるし、なにか、いつもより騒がしい。

もうね、嬢たちもワル乗りしすぎなんですよ。

からかうために寄ってくる。

そりゃそうだよね。いつもは、ひとりでスロット打っているか、ダルそうに帰ってくる姿しか知らないのに可愛い娘を連れている。

それも、あっちは大人数。からかいたくなるよ。

マジ修羅場でした

キャバ嬢ロードを抜けて、薄暗い道を我が家に向かっているときの二人の会話。

奈央「可愛い人たちばっかりだったね」

僕「そうだね」

僕は奈央と一緒だったんで、ちょっとテンション上がり気味で気づかなかったんだけど、思いっきり勘違いされていた。

奈央「よく行くんだ?」

僕「週2,3回くらいかな」

会話としては続いていた。でも、僕が行くのはスロット屋。

奈央が聞いているのはキャバクラもしくはソープ。困ったことに勘違いしながら会話は続く。

奈央「そりゃカネもなくなるわ」

僕「最近、調子悪かったからな」

奈央「楽しい?」

僕「もう中毒だろうね。暇さえあれば行っている」

奈央「最低。。。」

(奈央さんは真面目だからギャンブルを嫌いなのね)

僕「奈央さんが嫌なら、もう行かないよ」

奈央の機嫌が悪い。

気まずい雰囲気のまま、恭子ちゃんを迎えに行き、我が家で飲むことに。

誤解が解けないと言うか、信じてもらえなかった

女子ふたりと僕で飲んでいたんだけど、最初は当たり障りのない話。

テレビをみて感想を言い合ったり、そんな感じだった。

僕がシャワーを浴びている間に奈央が恭子ちゃんに、西川口駅前の僕と嬢たちの会話を伝える。

恭子「ひらめくん、好きなの?」

僕「へっ?」

恭子「奈央から聞いた」

(ああ、スロットか)

僕「恭子ちゃんも行くの?」

恭子「行く訳ないじゃん!」

(女子はギャンブル嫌いなのね)

奈央「ね? 最低でしょ? 追い出そうよ」

(いや、俺んちだし)

恭子「何が楽しいの?」

俺「出すか、出ないかのギャンブル性?」

(2人とも顔が真っ赤です)

恭子「キモっ」

奈央「変態は出て行ってください」

(ちょいちょい待て待て)

ココでやっと気がつきました。奈央は、僕が嬢たちのお店(キャバクラ、もしくはソープ)に週2,3回通い、嬢たちと仲良くなったと思っていたんですね。

スケベなゲス野郎だと一生懸命、恭子ちゃんに伝えております。いやいや、勘違いですからっ!!

僕は勘違いされるような行動をしていたし、その日の嬢たちとの会話を思い出してみると偏見で見たら、そうなるわな。

嬢「最近、店に来ない」僕「カネがない」キャバクラとも取れるよね。僕と嬢たちは、スロット屋の話なんだけど、うん、キャバクラでも通じる。

さらに奈央との会話「よく行くんだ?」僕「週2,3回」うん、勘違いできる。「楽しい?」僕「中毒だね」うん、ただのスケベだね。

(いやいや、奈央さん、勘違いですから!!)

もう、その後は必死に説明しましたよ。僕の会社人生がかかっている。

会社の女子に「いかがわしいお店の常連さん」なんて噂をたてられたら、僕の会社での立場がなくなる。必死に勘違いを正そうとした。

多分、途中からは僕が焦っているのを楽しんでいたんだと思う。

そんなに頭の悪い娘たちじゃないしね。でも、一晩中、いや次の日もからかわれました。

ちなみに、その後の就寝なんだけど、女子ふたりにベッドを取られ、僕はキッチンの固い床で、一人寂しく寝ました。

勘違いされないように会話には気をつけましょう。

ではでは。

下ネタ

最後までお読みくださりありがとうございます。
この記事が気に入っていただけたらシェアしてくれると嬉しいです。

スポンサーリンク
ひらめをフォローする
スポンサーリンク
酔蛙戯言

コメント

タイトルとURLをコピーしました