ひとりでは生きていけない。みんなに助けてもらおう

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会社は出世レース。周りより偉くなるために足の引っ張り合いをする。本来なら会社のためにみんなで協力するもんだと思うんだけど、誰かが成果をあげると嫉妬して足を引っ張るヤツがいる。

僕が新卒で就職した大手企業を辞めた理由のひとつは、そんなドロドロとした出世レースに嫌気がさしたことだ。

そんなに会社での肩書って大事なのか? 僕には理解ができなかった。僕は同期の中で出世レースのビリを独走していた。と言うか、レースに参加するつもりもなかった。

クビにならない程度に働いて、給料をもらえれば良かった。ただ偶然、同期の中で一番最初に成果を出して、出世レースのトップに躍り出た。

元々、頑張って仕事をして、会社に認められたいと思っている同期たちとは距離を置いていて、出世レースからドロップアウトした面子、早く結婚して会社を辞めたい女子たちとグループを作っていた。

僕の周りにいた娘たちは、僕が成果を出すと「すごいじゃん。よくやったね」なんて褒めてくれた。みんな、そう思ってくれると勘違いしていた。

僕の成功が面白くない奴らがいた。思いっきり、僕の足を引っ張るために、あんなことやこんなことをしようとしていたんだよね。僕なんて穴だらけ、突っ込みどころ満載の生活を送っていたので思いっきり、引き落とされた。

マジ、面倒くせ―奴ら。

偶然、ヒーローに

僕は当時、基本的に「仕事は生活のため」と考えていたので、実力以上のことはやらない。やれることでも、どうにかやらなくて済むように頭を使っていた。上手くサボる方法をいつも考えていた。周りが残業をしていても、派遣のお姉さんたちと定時退社をして飲みに行く嫌な新人。

最初は「何? あの新人」なんて思われていたんだけど、持ち前の明るさと人懐っこさもあり、上司や先輩たちと仲良くなると、そんなキャラも認めてもらえた。

ちゃんと言われた仕事をこなしていたしね。新人にできることなんて少ない。なので、無理に残業をさせられることはなかった。どうしても急ぎの仕事があれば、納得して残業していたし。

そんな僕に重大な任務が降りかかってきた。あるプロジェクトのリーダーが入院することになり、僕の教育担当の先輩が、そのプロジェクトを引き継ぐことになった。

その先輩もプロジェクトを抱えていたので、同時進行は難しそうだった。僕はその先輩に可愛がってもらっていたので、できる限り手伝っていた。

この先輩は、当時片思いをしていた娘(仮に「奈央」とします)と僕を引き合わせてくれたキューピット。頭があがらない(笑)

僕と奈央の出会いに興味があったら以下の記事を読んで欲しい。

その先輩と一緒に客先に出向いて打合せをしたりしながら、OJTをしていたので会社に居る時間のほとんどは一緒にいた。忙しいのも知っていた。

「なんか手伝うことありますか?」と質問をしても新人にできることなんて、ほとんどないので「いや、大丈夫」なんて言われ、甘えていた。

ひとりでプロジェクトを任される

どうみても、忙しい先輩をみて、僕の部署の上の人たちでミーティングをした。引き継いだプロジェクトを別の担当者に変更することになったっぽい。

引継ぎの引継ぎ、たらいまわしになったプロジェクトなんだけど、暇な人間がいない。それこそ、定時に帰る僕くらい。

部長「ひらめ(僕のことです)、ちょっと良いか?」

なんて呼び出される。薄々は気づいていたんで絶対、断ると心に固く決め、会議室へ。部長、課長、課長、先輩、そして、見たことのないおじさんたち。ちょっと気まずい雰囲気。絶対、断るなんて僕の決心も揺らぐ。

その会議室での話を要約すると、以前、バリバリ仕事をして、嘱託契約をしているおじいちゃんが、たらい回しになったプロジェクトを見てくれる。ただ、問題があって社員じゃないから、担当としてお客さんに伝えられない。さらにおじいちゃんは、現地(北海道)に出張に行けない。なので、客先に顔が割れている僕を形式上リーダーとしてプロジェクトを進めたい。実働はおじいちゃんから指示が出るし、教育担当の先輩も面倒をみる。なので引き受けて欲しい。ってこと。

(いやっ無理だろ。責任重大じゃん)

おじさんたちが一生懸命考えたプランなんだろうけど、成功する確率はかなり低いじゃん。だって僕だよ。仕事が嫌いな僕がリーダーなんて穴だらけのプランだ。本当に嫌な顔をしていたんだと思う。ちょっと考えてくれなんて言われて、会議が終了。

その頃、僕は先輩や同僚とではなく、仲良くなった派遣のお姉さんたちとお昼ご飯を食べていたんだけど、お姉さんたちから「なんか凄いメンバーに呼び出されてたよね? クビ? なんかバレた?」なんて突っ込まれ説明した。

みんな、僕の選択は間違っていない。そんなビッグプロジェクトは僕じゃムリだって言ってくれた。まあ、当時の僕のキャラだったらそう言われて当たり前だと思う。でも、なんとなく寂しかったな。もう少し、認めてくれても良かったじゃん。

とは言っても、会社の決定事項になってしまって、僕がお飾りリーダーをすることになりました。

マジ、面倒くさい

裏のリーダーのおじいちゃんは、すげー仕事のできる人だった。プロジェクト管理の仕方、社内の調整の方法、他部署のキーマンなどを教えてくれた。僕は、おじいちゃんに言われるがまま動いただけ。

ただ考えが古い。なので結構、衝突をした。僕は自分ができないのを知っているので、おじいちゃんにお願いをしたんだけど「ひらめくんがやらないとダメだ」なんて言ってくる。

もう、やることが多すぎて、いつも不貞腐れていた。お昼ご飯のときも、お姉さんたちにブーブー言っていた。だって、仕事の進め方も分からない新人なのにいきなり、仕事を全部やらないといけないんだよ。あり得ないじゃん。

周りの先輩だって3年間、OJTで勉強をして、一人前になってからプロジェクトを任されるのに、何も知らない新人だよ。それも仕事が嫌いな僕。派遣のお姉さんたちは、みんな大爆笑していた。

他部署の人たちにも怒られるし、お客さんにも迷惑をかけた。ただ、みんな良い人だから、ブーブー文句を言いながら、できることをやっている僕に協力的だった。何度、お客さんに呼び出されて、北海道と東京を日帰りしたかも分からない。

ちなみにお客さんにクレームをつけられたら、吹っ飛んで行った方が良いですよ。顔を合わせると結構、許してくれる。そして、協力してくれる仲間になってくれます。

文句を言われるのが分かっていて、出向くのって勇気がいるんだけど仲間になってもらうためには重要。面倒くさくて、電話やメールで済ましたくなるんだけど、僕は直接、顔を合わせた方が良いと思う。特に相手が年配の方だったら。

苦労の末、完遂する

本当に会社ぐるみで助けてもらったし、お客さんにも迷惑をかけ、色々と教えてもらいながらどうにか、プロジェクトが終わった。プロジェクトの打ち上げは、北海道からお客さんを呼んで関係各位に集まってもらい、盛大に行った(もちろん会社もちで)

そんで、その打ち上げの参加人数が凄かった。総勢50人超の人たちが集まってくれた。どんだけ他人を巻き込んでんだって話だよね。

みんなが口を揃えて「絶対に失敗すると思ったけど終わって良かった」なんて褒めてくれた。お客さんも担当が僕になって、このプロジェクトは諦めたのか? って思ったらしい。みんな良い人、分かってたんじゃん。

最後にリーダーからのひと言を求められ僕は「もう二度とやりません」と宣言をした。結構、本気だったんだけど、みんな冗談だと思い、大爆笑で終わった。あんなに怒っていた人たちが、笑えるなんて素晴らしいよね。

嫉妬して足を引っ張る奴ら

僕の近くの人たち、それこそ、一緒にお昼ご飯を食べていたお姉さんたちや、プロジェクトに関わった人たちは、僕がやったんじゃなくて、周りの人が頑張ったからプロジェクトが無事に終わったって言うのを知っていた。なので、知っている人は、いじってくれた。

だけど、会社からの評価が欲しく、結果を虎視眈々と狙う人たちからすると面白くなかったみたい。

僕も気が利かなかったんだけど、一生懸命頑張っているのに、なかなか成果が出ない人っているんだよね。僕みたいに運よく大きな成果が出ると目立ってしまう。

さらに、その男が「仕事が嫌い」だの「面倒くせー」だの「やりたくない」なんて言っていたら、腹が立つよね。やる気がないのに結果を出してしまう嫌なやつ。結果が欲しい人からするとムカつく気持ちも分かる。

せめて一生懸命頑張っているアピールをすれば、嫉妬なんかされなかったかも知れない。反省する。

本当に面倒くさいよね。僕の欠点を探し始めていた。特に同期の奴らね。僕は上司や先輩たちとは上手くやっていたんだよ。自分で言うのもなんだけど、結構、いじってもらえる美味しい立ち位置を確保していたから、あまりイジメられなかった。

でも、同期の奴らは僕にライバル心むき出しで向かってきていた。僕は相手にしてなかったんだけど、相手は本当にムカついてたんだろうな。

同期の飲み会でも、仕事の話はしないで、娘たちに囲まれてアホな話をしている僕が同期で一番最初に結果を出してチヤホヤされているのが気に入らず、足を引っ張る。それも陰険にね。

僕も浅はかな行動を取っていたので、思いっきりピンチを招いた。

その話は、別のお話。

ではでは。

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