出世レースに燃えるヒトの気持ちが理解できない

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僕がサラリーマンをしている理由はラクして稼ぎたい、無駄なリスクを取らなくて良いから。

会社は、社員がチカラを合わせ稼ぐことが目的です。人それぞれ、得意なことが違うので、お互いにカバーしながら、お金を集めるのが理想の会社ではないでしょうか。

それなのに、社内の良いポジションに就きたい。と訳の分からない出世レースを繰り広げる奴らがいます。

本来なら、会社のためにみんなで協力するのが正解だと思うのですが、他人の成果を憎み、嫉妬して足を引っ張る人がいます。

ひらめ
ひらめ

マジ、ウザい

てる
てる

会社のためには、ならんわな

ひらめ
ひらめ

みんなが協力し合い、楽しみながら働きたい

分かるんですよ。支配欲と言うか、偉くなりたいと言う気持ちが強いヒトもいる。でも会社のためにはならない。

僕は出世レースに全然興味がなく、そんな足の引っ張り合いをする泥試合に嫌気がさして、新卒で入った会社を辞めました。それだけが理由では無いけど、社内政治とか本当に面倒くさかった。

そんなに会社での肩書って大事なのか?

僕には理解ができませんでした。そんな僕も嫌々ながら出世レースに出馬しないといけなくなった新人の頃のお話。

ーーー

僕は、クビにならない程度に働いて、お給料をたくさん、貰えれば良いんです。頑張って良いポジションに就きたいと思っている人たちは、勝手にやってれば良い。僕を巻き込まないでくれ。

こっちの集団は、出世レースからドロップアウトした面子、早く結婚して会社を辞めたい女子たち。お前らの迷惑にはならないから放っておいてください。

こちとら仕事の成果より、娘たちに興味がある。上司に気に入られるより、女子に気に入られたいんじゃ。

不幸にも仕事を振られる

「仕事は生活のため」と割り切っていたので、実力以上のことはやりません。どうにかやらなくて済むように頭を使う。

新人が戦力になる職場なんてありません。先輩方の仕事の邪魔にならないようにしているのがベスト。

元気に挨拶をする。掃除のお手伝いをする。いつも明るく場を盛り上げる。他の新人は、早く仕事を貰いたいらしいが、僕はゆっくりで良い。

クビにならない程度に評価されれば良い。だから、上司、先輩がやりたがらない仕事をやる。

指示されたことは、どうすれば定時内に終わらせるかを考えている。ダラダラと仕事をしたくない。定時退勤で、アフターファイブを楽しみたい。

面倒くさいこと、重大な責任が発生することはやりたくない。

ーーー

そんな僕の考えとは、裏腹に他の新人が喉から手が出るくらい欲しがっている仕事を振られてしまった。

てる
てる

チャンス到来

ひらめ
ひらめ

いや、ピンチだね

僕が配属された部署は、比較的忙しく、みんなギリギリで仕事をしていた。IT技術が目まぐるしく発展し初めた頃で、それ以前の古いシステムの換装プロジェクトが立て続けに立ち上がっていた。

そんな中、あるプロジェクトのリーダーが急病で入院することになった。

(大変なことになりそう)

まさか、僕が担当することは無い。無いとしても、誰かを代わりに立てるんだろうな。なんて他人事のように感じていた。入社3ヶ月の僕には関係ない。

僕の教育担当の先輩が、そのプロジェクトを引き継ぐことになった。

その先輩もプロジェクトを抱えていたので、同時進行は難しそうだった。僕はその先輩に可愛がってもらっていたので、できる限り手伝う。

この先輩は、当時片思いをしていた娘(仮に「奈央」とします)と僕を引き合わせてくれたキューピット。頭があがらない(笑)

僕と奈央の出会いに興味があったら以下の記事を読んでください。

その先輩と一緒に客先に出向いて打合せをしたりしながら、OJTをしていました。仕事をしている時間のほとんどは一緒にいた。なので、忙しいのも知っていた。

「なんか手伝うことありますか?」なんてお決まりの質問をしても新人にできることなんて、ほとんどない。なので「いや、大丈夫」なんて言われ、甘えていた。

ひとりでプロジェクトを任される

誰が見ても忙しそうに仕事をしている先輩を見兼ねて、上の人たちでミーティングをしていると喫煙者仲間の上司から話を聞いた。

(どう見ても忙しいよね。加えてお荷物の僕を背負っているし)

リーダー不在になり、引き継いだプロジェクトを別の担当者に変更することになったらしい。

ただ問題がある。余力がある人がいない。強いて言うなら、仕事ができない新人、定時にダッシュで帰る僕くらいだ。ただ、その本人は「仕事が嫌い」

ーーー

部長「ひらめ(僕のことです)、ちょっと良いか?」

緊急ミーティングがあったと話を聞いて数日後、会議室に呼び出される新人。

(問題プロジェクトの件だな)

薄々は気づいていたので「絶対、断る」と心に固く決め、会議室へ。

部長、課長、課長、教育係の先輩、そして、見たことのないおじさんたち。ちょっと気まずい雰囲気。絶対、断るなんて僕の決心も揺らぐ。

その会議室での話を要約すると、以前、バリバリ仕事をして、嘱託契約をしているおじいちゃんが、たらい回しになったプロジェクトを見てくれることになった。

(おお、良かったじゃん)

ただ、問題があって正社員じゃないから、担当としてお客さんに伝えられない。さらにおじいちゃんは、現地(北海道)に出張に行けない。

なので、客先に顔が割れている僕を形式上リーダーとしてプロジェクトを進めたい。実働はおじいちゃんから指示が出るし、教育担当の先輩も面倒をみる。なので引き受けて欲しい。ってこと。

(いやっ無理だろ。責任重大じゃん)

おじさんたちが一生懸命考えたプランなんだろうけど、成功する確率はかなり低い。

仕事が嫌いな僕がリーダーなんて穴だらけのプラン。誰が考えても結果が想像できる。

その会議中、僕は本当に嫌な顔をしていたんだと思う。ちょっと考えてくれなんて言われて、会議が終了。

ーーー

その頃、僕は先輩や同僚とではなく、仲良くなった派遣のお姉さんたちと会議室を占領して、お昼ご飯を食べていた。

そのお姉さんたちから「なんか凄いメンバーに呼び出されてたよね? クビ? なんかバレた?」なんて突っ込まれる。

面倒くさいことになりそうだと会議の内容を伝えました。

みんな、僕の選択は間違っていない。そんなビッグプロジェクトは僕じゃムリ。上層部は何考えているんだろうね。なんて盛り上がりました。

とは言っても、会社の決定事項になり、僕がお飾りリーダーをすることが正式に決まってしまいました。

何もできない

普通に考えて、入社3ヶ月の新人に振る仕事ではありません。予算数億円のビッグプロジェクトですよ。正気の沙汰ではない。

こんなポンコツがお飾りとは言え、客先に「リーダーです」なんて言っても、お客さんの安心感を得るどころか、不安を煽る。数億円をドブに捨てるようなもんじゃん。

ただ、救いは裏のリーダーのおじいちゃんが、凄く仕事ができる人だったこと。プロジェクト管理の仕方、社内の調整の方法、他部署のキーマンなど何も知らない僕に教えてくれた。

僕は、おじいちゃんに言われるがまま動いただけ。

ただ考えが古い。なので結構、衝突をした。僕は自分ができないのを知っているので、おじいちゃんに実働をお願いをしたんだけど「ひらめくんがやらないとダメだ」なんて言ってくる。

ただでさえ、仕事に興味がない上に知らないことばかり。さらにやることが多すぎて、いつも不貞腐れている。

お昼ご飯のときも、お姉さんたちにブーブー言う。笑って聞いてくれるお姉さんたちに感謝。お姉さんたちがいなかったら、とっくに逃げていたと思う。

ーーー

仕事を知らないから、他部署の人たちにも怒られるし、お客さんにも迷惑をかける。ただ、みんな良い人で、文句を言いながらもプロジェクトを完遂するために協力してくれる。

僕の不手際でお客さんにも迷惑をかけました。何度、お客さんに呼び出されて、北海道と東京を日帰りしたかも分からない。

ちなみにお客さんにクレームをつけられたら、吹っ飛んで行った方が良いですよ。顔を合わせると結構、許してくれる。そして、協力してくれる仲間になってくれます。

文句を言われるのが分かっていて、出向くのって勇気がいるんだけど仲間になってもらうためには重要。

面倒くさくて、電話やメールで済ましたくなるんだけど、僕は直接、顔を合わせた方が良いと思う。特に相手が年配の方だったら。

苦労の末、完遂する

本当に会社ぐるみで助けてもらったし、お客さんにも迷惑をかけ、色々と教えてもらいながらどうにか、プロジェクトを完遂した。

途中離脱をしてしまったプロジェクトリーダーが準備万端だったのもあるし、影のリーダーのおじいちゃんが頑張ってくれたと言うのもある。

「みんな言いたい放題、言いやがって」なんて思っていたけど終わって見れば、ちゃんと利益も出たし、お客さんも満足してくれた優良プロジェクトでした。

プロジェクトの打ち上げには、プロジェクトリーダーの権限(?)で、会社に我儘を言って、北海道からお客さんを呼び、僕を助けてくれた人たちに集まってもらい、盛大に行いました。

その打ち上げの参加人数が凄かった。総勢50人超の人たちが集まってしまった。どんだけ他人を巻き込んでいたんだって話ですよね。

みんなが口を揃えて「絶対に失敗すると思ったけど終わって良かった」なんて褒めてくれました。

お客さんも担当が僕になって、このプロジェクトは諦めたのか? って思ったらしい。みんな良い人、分かってたんじゃん。

最後にリーダーからのひと言を求められ僕は「もう二度とやりません」と宣言をした。

結構、本気だったんだけど、みんな冗談だと思い、大爆笑で終わった。あんなに怒っていた人たちが、笑えるなんて素晴らしいよね。

出世レースに燃える人たち

瞬く間に「凄い新人が現れた」なんて噂が広がる。実際は、何度も止まりそうになったんだけど、周りからの協力を得て、敷かれたレールを走っただけなんだけど、噂では、期待の新人なんてことになっている。

僕を知っている人たちやプロジェクトに関わった人たちは、僕の実力ではないと認識をしていた。それこそ、プロジェクト中には、喫煙所で、社長にもブーブー文句を言っていたので、会社からの評価なんて有りもしない。

だけど、出世レースに燃える人たちからすると面白くない。会社からの評価が欲しく、結果を虎視眈々と狙う人たちに嫉妬されていた。

僕みたいに運良く、大きな成果が出ているように見えると目立ってしまう。

さらに、その男が「仕事が嫌い」だの「面倒くせー」だの「やりたくない」なんて言っていたら、腹が立つ。やる気がないのに結果を出してしまう嫌な奴。ムカつく気持ちも分かる。

嫉妬なんかされなかったかも知れない。反省する。

ーーー

立場、肩書きなんて関係なくて会社の利益に貢献するのがサラリーマンの生き方だと思う。出世をするために仕事をするんじゃなくて「会社にどうやって貢献するか」が大事。

僕は出世には全然興味がないし、仕事も好きじゃない。だけど会社に貢献しないとお給料がもらえない。だから他人を巻き込み、どうにかプロジェクトを完遂させようと努力をした。打ち上げのときのように、みんなが褒めてくれると思っていた。

だけど「出世をしたい」「良いポジションにつきたい」なんて考えている人たちは、他人の成功を素直に喜べない。会社の利益になるのに。

そんなドロドロとした世界だとは、それまで思っていなかった。特に「出世したい」と思っている同期の奴らは、僕にライバル心むき出しで向かってきた。僕は相手にしてなかったんだけど、そんな同期からは、かなり嫌われた。

僕は、同期の飲み会では仕事の話はしない。娘たちに囲まれてアホな話をしている方が楽しいからね。そんな態度が、同期から嫉妬される原因だったと思う。

僕が浅はかな行動を取っていたので、思いっきりピンチを招いた。

その話は、別のお話。

ではでは。

仕事

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