イジメなんて、この世からなくなれば良いのに

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今考えると僕は中学校に上がった頃、いじめられていた。当時はヤンキー全盛期、さらに茨城の田舎ってこともあって、僕が通っていた中学校も血気盛んな先輩たちがたくさんいた。そして思春期真っ只中の中学生になると同学年でも上下関係を作りたがる。

僕の場合、当時はあまり、いじめられているという感覚がなかったので、反応が薄かったんだと思う。さらに、先輩たちや、のちに学校を締めることになった番長(懐かしい呼び方ですね)と小学校のときから仲良かったから、すぐにいじめられなくなった。

僕は運が良かったんだと思う。庇ってくれる人もいたし、いじめられているのに気づかなったから悩まなかった。さらに当時のいじめって、それほど陰湿じゃなかったしね。誰が見てもイジメって分かるから、周りも助けてくれた。助けてくれるガキ大将がいたんだよね。

イジメは絶対に許しちゃいけない

ある日突然ターゲットに

僕はあんまり、いじめられていた感じていなかったんだけど、幼馴染の女子(立派なおばさんですが)とたまたま飲んでいたときに「そう言えば、昔、いじめられていたとき助けてあげたの覚えている?」なんて言われれた。

自分では全然いじめられていたなんて記憶はなかったんだけど、幼馴染の話を聞くと「うん。それ、いじめられてたんだな」と感じました。まずは、そのエピソードから。

からかわれた中学時代

僕は、人一倍小さく(小学校卒業当時、身長128cm)で、何をするにも他人と同じことをするのが苦手でした。なので、いつも面倒見の良い女子が近くにいてくれました。

周りは思春期を迎え、身体的にも精神的にも成長をしていたんだけど、僕は小学生のままで精神的にも幼い男子でした。

僕が通っていた中学校は、近所の2つの小学校出身者で形成されていました。同じ小学校を卒業した友達は、僕がいつも女子と一緒にいるのが普通だと思っていたのですが、別の小学校出身の人たちからすると「おかしな男子」だったんだと思います。

中学生なんて思春期真っ只中で、どうしてもスクールカーストが生まれてきます。当時の茨城では強い男、ヤンキーが上位。入学当時の僕は、身長も低いし、声変わりもしていませんでした。さらに、いつも女子たちに囲まれて面倒を見てもらっていました。

何をやっても上手くできず、女子たちに面倒を見られている男はイジメの格好の餌食。

子供という生き物は残酷で、自分より弱いと思うと攻撃を仕掛けてきます

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僕の場合、いつも女子と一緒にいました。考えてみれば思春期真っ只中の男女なので、女子と一緒にいるなんて普通ならあり得ません。サッカー部に所属していたのですが、サッカー部にも女子マネージャーと言う味方がいました。

今考えれば、女子と仲良くしたいのに、どうすれば良いか分からない男子からすると「いつも女子と一緒にいる男」は敵認定されてもしょうがありません。特に性に興味を持ち始めた思春期の野郎どもです。それも、どう見ても自分より弱そうな男だったら、尚更ですよね。

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特に小学校が違がった子からは、よくからかわれました。あいさつ変わりにヘッドロックをされたり、体育の授業は男女別だったので味方になってくれる女子がいませんでした。なので「お前、こっちじゃねーよ」なんて、ハブかれました。

僕は冗談としか受け止めていなかったんだけど、周りからするとイジメのターゲットにされていたみたい。

僕をいじめていた輩が机の中の教科書を隠したり、体操着を隠したりしていたんだけど、僕は忘れ物も多かったんで、特に教科書がなくても気にしていませんでした。教科書は隣の女子に見せてもらっていたし、体操着も他のクラスから借りていたしね。

僕はイジメに気づいていなかった

僕はイジメに気づいていませんでした。周りの女子たちは弱い男だと思って面倒を見てくれていたんだけど、僕はそうじゃなかったんです。みんなと同じことができなかったり、できるまで時間がかかったりしたけど、運動神経はそこそこ、中学校の部活とは言え、1年生からサッカーの試合に出れるくらいの運動神経はありました。勉強もそこそこ出来たしね。

なので、女子がいないと何もできない訳ではありませんでした。小学校が一緒だった友達やサッカー部の仲間はそれを知っていたので、あまり僕を馬鹿にしていませんでした。

いつもは、部活終わりに家が近い吹奏楽部の女子たちと一緒に帰路に着くのですが、その日はサッカー部のメンバーと一緒に帰り、途中からは、ひとりになりました。その頃、駄菓子屋さんのゲームコーナーがヤンキー集団の集まり場だったのですが、一人で駄菓子屋の前をトボトボと歩いていると、2人組の同級生と遭遇しました。

僕に気づくと「今日は女子と一緒に帰らないよかよ」なんてニヤニヤして背中にドロップキックをしてきた。いつもだったら、周りに女子がいて、その輩から僕を守ってくれていました。

でも、そのときは僕ひとり。おそらく、その二人組は、僕が一人では何もできないと思い、反撃はないと思っていたんだと思います。そんなことはないのに。

ドロップキックをしてきた子の膝に足をかけ、顔にヘディングをぶちかましました。

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僕は小学校のときから大きな相手と対等に喧嘩をしていました。同じ小学校の友達が僕と仲良くしてくれていた理由のひとつに「キレると何をしでかすか分からない奴」と言うのもあったと思います。休み時間に泣かされて、授業中にいきなり椅子で殴りかかったり、弱いくせに負けず嫌いでした。

相手が、負けを認めるまでは卑怯な手を使ってでも続ける面倒くさい奴だったんです。なので、女子たちは僕の面倒を見ながらも、僕の暴走の抑止力になっていたんです。

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その日は、しっかりと返り討ちをしたのですが、後日、大変なことになってしまいました。

カーストが大荒れ

男子は、くだらないメンツで生きています。中学生でも男子は男子。メンツが大切です。それもヤンキーなんてメンツ以外に守るものがありません。僕が返り討ちをしてしまった二人組は、学校カーストの最下位の僕にやられちゃったもんだから、メンツを保つために必死になりました。

メンツを潰された二人組は、仕返しを考えていたそうです。ことあるごとに僕に絡んできました。やられっぱなしでは男のメンツが保てません。なので、隙があれば仕返しをしようとしていたそうです。

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ちょっとこの辺は、僕にはあまり記憶がありません。幼馴染の女子曰く、仕返しをされないように、女子たちが協力して、僕を一人にさせないようにしてくれてたらしい。さらに女子同士の繋がりで、小学校が一緒だった先輩や同級生たちに「僕を守って欲しい」と掛け合ってくれたらしい。

弱いものいじめをする奴って、自分より強い人間に弱い。自分より弱いと思っている人にしか手を出さない。本当にカッコ悪い。弱い人間が自分の居場所を見つけるために、自分より弱い奴をいじめる。

よくよく考えてみると、一時期、トイレの前まで女子がついてきて「面倒くさいな」と思った時期がありました。

しばらくすると僕にちょっかいを出してくる人もいなくなりました。

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幼馴染の女子の話をまとめるとこんな話でした。もちろん、その娘と僕の記憶なので美化されていることもあると思います。今と違って明らかなイジメだったので、みんなが気づいて対処が取れたんだと思います。

僕には逃げる場所があった

僕は、たまたま人に恵まれていただけで、周りにそんな友達がいなかったら、もっと大変なことになっていたと思います。今考えるとゾッとする。

僕はずっと周りに仲間がいてくれたから、いじめられてたことにも気づかなかったんだと思います。

でも、いじめられるときって逃げ場所がないのが普通だと思う。

友達、仲間ってすげ〜大事。でも簡単に友達、仲間って出来るもんじゃない。仲間だと思っていても裏切る奴だっているしね。なので、どこか逃げられる場所を見つけて欲しい。

いじめは当事者にしたら死活問題。これは冗談じゃなくて、いじめで自殺なんて話は昔からある。「そんなことで」なんて思うかもしれないけど他人が思っているより本人はツラいんだよ。

いじめんなかするなよ。そして周りにいじめられている人がいたら、助けるんだぞ。絶対だぞ。

逃げる場所になってあげよう

友達だったら逃げる場所になってあげて欲しい。

友達じゃなくても、見ているだけじゃなくて逃げる場所になって欲しい。いじめられている場面を見たら、声を掛けてあげて欲しい。声を掛けてくれるだけで、いじめられている人はそんなことでも嬉しいんだって。

いじめられている人がいたら、味方になってあげる人間がかっこ良い。自分を守りたいからなんて、静観しているのはカッコ悪い。

いじめられている子供の親にもお願いする。

子供が「もうだめだ」と思ったときに最後に頼れるのは親なんです。親だったらもっと子供と真剣に向き合おうよ。いじめられているなら助けてあげて欲しい。

いじめられていることを恥ずかしくて、悔しくて親にも心配をかけたくなくて、伝えられない子供もいます。

毎日、子供と向き合っていれば、ちょっとした変化に気づいてあげられます。そして、話を聞いてあげて欲しい。親にまで見放されたら子供は逃げる場所が無くなってしまう。身内が最後の砦なんだよ。

子供の親は責任がある

我が子がいじめの被害にあったなんて分かったら、何があっても子供を守って欲しい。子供は、親に心配をかけたくない、いじめられているのが恥ずかしくて話せないかもしれない。でも、親だったら気づいてあげて欲しい。

「イジメに気づかなかった」なんて、親だったら恥ずかしく思えよ。気づかないなんて親としての責任を果たしてない。もっと真剣に子供と向き合えよ。

親が最後の砦だからな。絶対に救ってやって欲しい。全力で助けてやってくれ。

そして、いじめている子供の親。

「うちの子に限って」なんて言うなよ。

お前らの教育が悪いんだからな。親の前でだけ良い顔をして、裏ではイジメをする子供が、そんな性格になったのは、お前らの教育が悪いんだからな。しっかりと責任を取れよ。

いじめられている子へ

ツラいかも知れない。でも、絶対、命を絶とうなんて思うなよ。ドコでもいい。逃げる場所を探せ。負けても良い、勝たなくても良い。絶対に逃げ切れ。君を必要としている場所が絶対にある。

今はツラい、死にたいなんて思うかもしれない。でも、生きようぜ。

そうすれば、君はとてもやさしい人間になれる。他人の痛みが分かる優しい人間になれるんだよ。

今はカッコ悪くても良い、周りに助けを求めろ。友達、先生、親、誰でも良いから勇気を出して声を出せ。この記事を読んでいるなら、コメントとして残せ。

いいか、助けを求めるのはカッコ悪いことじゃないんだよ。人間誰だって、誰かに助けられて生きているんだ。お前だけじゃない。本当に誰でも良い、助けを求めてくれ。

世の中からイジメがなくなれば良い。

子育て

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酔蛙戯言

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